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発言者:シェリル・マクレガー 闇夜に潜んだ吸血鬼達の物語、その終焉を告げる言葉。 人間の少女達が、幻想の光を遠くにして……穏やかに現実に帰る道を選び。 破滅の結末に抗い続けたシェリル達の眼前で、裁定者の肉体は崩れ灰となり……流星のような光を放って消えてゆく。 その無数の光が、流星のように集うのはカルパチアの上空。 そして、その神秘的な変化が訪れたのは、異形の怪物に対してだけではなく…… 「いいえ、違うわシェリル。……どうやら、私達も(・・・)みたいよ」 共に肩を並べ戦った銀の髪の少女の言葉に、己の身体を目を向ければ─── 「………暖かい。何これ」 熱を持たないはずの縛血者(ブラインド)の肉体もまた、淡い輝きを放つ。 怪物に抵抗していた血族は皆、自らから生じる光の輝きに困惑の表情を浮かべる。 「抜け落ちて────ううん、離れていくの?」 「私達の心臓から、あの輝きの元へ馳せて………」 ……判る。これは、魂(・)。自分達を縛血者たらしめていたもの、 異能と呪詛を宿した始祖の魂だと。 その御霊の輝きが天空へと吸い上げられ、自分達から離れていくと同時に驚くべき現象が彼女達に齎される。 「……うそ」「動いてる、心臓が……」 それは、人魂への回帰。 脈打つ心臓が懐かしい。血液が命の熱を帯びて、身体を駆け巡り始める。 生命を象徴する鼓動は強く、動くたびに宿主へとある事実を伝えていた。 ────おまえは“生きている”のだと。 百の言葉より千の講釈よりも、何よりも雄弁に胸の内でそう告げていたから。 「あ、ぅ────やだ、ちょっと、なんで………」 「うぅ………あ、あぁぁぁ……っく、ぅ────」 ……ふいに、シェリルの瞳から涙が零れた。 煌めく雫は止まらない。何度も手で拭っても、次から次に彼女の頬を濡らしている。 生きている、生きたい、生き返れた───嬉しい。 自分の心臓がやっと戻ってきた。願ってもいなかったはずなのに、 命を感じた瞬間、耐えがたい喜びとなって感情を埋め尽くす。 実感は想像できなかった救済となって、シェリルの過去(きず)を癒していった。 彼女の薔薇を、取り払った。 「トシロー……あんたなの? これは全部、あんたが何かを成せたから……?」 濡れた視界が見上げたその先。 空へと昇る無数の光の中にある、ほんの小さな光は、今や彼女にとってただ幻想的な光景に見えなかった。 これは───花だ。ここにいない彼へ捧げる、一輪の薔薇。 あの不器用な男が傷つき、涙し、頽れながらも歩み続けてきた生涯に添えられた……哀悼の証なのだと。 涙で濡れた世界で輝きは尚大きく、美しくなる。 その中に在る一つの死を、愛おしく包み込むかのように。 見て、シェリル───夜が明ける(・・・・・)。 それは、如何なる御業であろうか。 膨れ上がる光が、雲の流れを速める。 闇を纏っていた霧が払拭された。 夜の狂騒を地平の彼方に押しやって、代わりに大地から姿を現したもの。 それは───思い出せないほど昔に、彼女を愛してくれていた最上の輝き。 ああ……… 《目映いばかりの輝き》 《今までずっと、彼ら種族が見放されていたもの》 《公平に頭上で照らし出してくれる、慈愛の灯火》 《二度と浴びることのない、明日の始まりを告げてくれるそれは》 《その名は》 なんて、綺麗な───朝陽(あさひ)…… 今、薔薇に包まれた茨の森の、夜が明ける。 暖かな太陽は、迷い子達を慰めるように輝いていて。 茜色の光が───幻想の夜におやすみと告げていた。 通称清々しい墓END -- 名無しさん (2022-10-10 08 21 30) 名前 コメント
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あの子の声は子守唄、記憶の奥の奥の奥底の、郷愁を揺さぶり安息で包む。 どれだけ尖った夜もこの声を聞いて眠りに付けば、絶対の快眠が約束される。 『――――聞いてます?シェリルさん』 携帯を持ったまま顎が枕に落ちかけているのに気付いて、慌てて取り繕った。 「もちろん聞いてるわよ、来週発売されるランカちゃんの声を基にした擬似音声ソフトの話よね」 『はいっ!そうなんですよーすごく収録が大変だったから発売は嬉しいけど恥ずかしいって話です!』 不自然に説明がちだけれど、そういう話をしていた。 電話越しにも伝わる弾んだ声が、私の眠気を取り払う。 『それで、その、シェリルさんに1本プレゼントしようかな、と思うんですけど』 「いらないわよ」 予想はしていた。もしかしたら私のために取り置いてくれるのではないかと。 しかしこのシェリル・ノーム、作曲はもっぱらアナログ派だし、本人の声が素材とはいえ所詮は人工物。 一般人が戯れに使用するソフトウェアなんて興味ないわよ。 ええ、本当、全然!興味ない。 他の有象無象が弄くり回せるようなの、シェリルが興味あってたまるもんか。 だって、私は。 「私は実物のランカちゃんをたーっぷり歌わせてるし?」 『シェ、シェリルさん……!』 ――――決まったわ。 誰にとも無くフフンとせせら笑い。 『シェリルさんの言う通りですね!今度会えたらたくさんデュエットしましょうね!』 ……あら? 『じゃ、シェリルさん眠たそうだから切りますね』 「え、ええ」 就寝の挨拶を置き土産に、通信端末は回線切断を告げる。 お子様なあの子にはイマイチ伝わらなかったらしい。 非常にプライベートな、主にベッドとかベッドとかベッドでの意味だったんだけど。 「早く大人になりなさいよね、全く」 愚痴を吐きつつ不貞寝を決め込むのだった。 一週間後。 「絶ッ対興味なんかないんだから!」 帰宅して早々変装用サングラスとスカ-フをソファに剥ぎ捨てる。 「だいたいよ?そこらの馬の骨にランカちゃんの声を乗りこなせる訳ないじゃない」 端末をオン。 「あの声の価値は誰よりも、いいえ、私だけ!が!知ってるのよ」 開封前に記念写真を一枚。 「この!ナチュラルボーンクイーン!シェリル・ノームだけがね!」 ソフトが起動し、可愛らしくデフォルメされたランカちゃんが微笑みかける。 『Welcome to ランカっぽいど!!』 ――――……結局買っちゃった。 冷静になると、暗闇に光るモニタの前でやけに挙動不審な自分がいて。 いかがわしい本をこっそり買った男子中学生みたいで恥ずかしい。 草葉の陰からグレイスが苦笑している気がする。 「こんなの遊びよ遊び」 グレイスの霊魂に言い訳しつつ、記念すべき最初の言葉を入力した。 何を言わせるかって?決まっているでしょう。 『ダイスキシェリルサン』 ――――華麗な曲線を描いてキーボードに額を打ち付けた。余りの破壊力故。 素晴らしいわ、ランカっぽいど。 硬い機械発音だけど、声自体はランカちゃんそのもの。 滑らかに発音させるにはどうしたら良いか、説明書を流し見。 アクセントを付けて『ダイスキ!シェリルサン!』元気で大変よろしい。 小さい「つ」を語尾に加えて『ダイスキッ!シェリルサンッ!』私もよッ! 溜めを入れて情感豊かに『……ダイスキ……シェリルサン』ヤックデカルチャアァ!! 加工の度に無言で机を叩きつつ、額に新たなキーボード痕を生みつつ、私は夢中でランカっぽいどに耽った。 予想より操作は簡単で、コツを掴めば音程を付けるのも容易だった。 まずは練習として既存の曲を簡易的に打ち込む。 『キラッ☆』 「完璧よランカちゃん!よくやったわ!可愛い!最高!!」 数時間後ついに納得の行くキラッ☆が完成した。 私は椅子をくるくる回転させて喜びに咽ぶ。万歳もする。 ふと窓の外を仰いだら、朝焼けが爽やかだった。 …………え、朝? 調教初日から数日を置かずして、私の技術は持ち前の向上心から急速な上達を見せていた。 既存曲では既に満足できず、本業とは別にランカっぽいど専用曲を2、3作りあげた。 一般受けしないだろう曲、 つまり私のランカちゃんへの想いがストレートに押し出され過ぎてスピーカーを突き破る曲。 そういった代物を一人創り楽しむには打って付けのツールだったのだ。 でも創造者は表現欲求の業を持ち合わせてもいて、段々と誰かに成果を披露したくなるのも当然。 「というわけで、どう?」 「どうってお前……俺にこの濃すぎる歌を聴かせて何を求めてるんだ?」 名誉ある試聴役に選ばれたというのに、ヘッドフォンを外したアルトは若干肩が引けていた。 表現者が求めるのは忌憚ない感想に決まっているじゃないの。 「音楽は門外漢だが……なかなか良く出来てるぞ。メロディーが耳に付いて」 「ほんのり懐かしさを感じる曲調にしてみたのよ。歌詞はどうかしら?」 アルトは少しばかり考えて。 「エロイ」 「失礼ね!アルトのくせに!」 「エロイ以外どう言えばいいんだ!きわどい表現オンパレードじゃねぇか!!」 「仕方ないわね……いいわ、次こそこのシェリルの本気を見せてあげる」 「まだ聴かされるのかよ……」 全力で仕事を片付け徹夜で新曲を仕上げた。朝焼けが眩しい。 「さあ賞賛しなさい!」 「婉曲になった分いかがわしさがパワーアップしてる」 「何ですって!あなたの脳がいかがわしいんじゃないの?!」 「歌詞が女性週刊誌の体験談みたいなんだよ!!」 「あら、読んでるの?女性週刊誌の体験談」 「読んでねぇよ!!昔女形の参考に目を通しただけだ!」 「読んでるじゃない。やぁねムッツリは」 「……!!畜生!もう絶対聴かねーからな!」 うっすら涙を浮かべてアルトは走り去った。全くメンタルの弱い姫だこと。 とはいえ弱みを見せられる貴重な相手である。 そんな唯一の観客に逃げられ、私はネット上に場を求める事にした。 ぽつぽつ反響が返り、私もそれに応え曲を進化させる。 慣れ親しんだのとは違う形の交歓に私は没頭し、いつしかカリスマと祭り上げられるまでになっていた。 勿論、シェリルとしてファンに愛されるのが私にとって最高の人生よ。 スタ-でいる孤独を寂しく感じる時もあるけれど、私には歌しかない。 それに今は空白を柔らかく暖かく満たしてくる人がいるんだもの。 そう、この声の持ち主。 柔らかく暖かく……熱く……湯気……を立てる肌……匂い立つ……汗…… ……違うわね。もっとこう叙情的かつ官能的に情熱を込めて。 さあ今夜も寝かせないわよ!ランカっぽいど! この所シェリルさんにちっとも会えない。 私とシェリルさんのメイクを担当してくれているボビーさんに様子を尋ねると、 シェリルさんはかなり忙しいようで、睡眠不足による隈を隠すためコンシーラーが大活躍なんだって。 なのに、電話でお話する声はちっとも変わりなくて、心配するのが失礼かもと思ってしまう。 それとなく調子を聞いても「作曲が忙しくて」で終わってしまうし。 学校にも登校しないから、今日も皆でお喋りする階段広場に華を添える姿はない。 寂しいな。心配だなぁ。 「ランカさん、悩み事?」 横から突然覗き込まれて、慌てて首を振る。 シェリルさんを心配してるつもりでナナちゃんに心配されてる。しっかりしなきゃだよ私。 「そうだ!ランカさん、ランカっぽいど投稿サイトって知ってます?」 ルカ君が空気の流れを変えてくれる。 『ランカっぽいど』とは、先々週発売された、私の声を素材に作曲できるソフトのこと。 それを使った作品を誰でも自由に発表できるサイトがあるのだそう。 「一番の実力派と目されるのが、この人です」 ルカ君のノ-ト型端末からイントロが流れる。 と同時に、アルト君が手を滑らせて紙飛行機を破った。 「ルカお前この曲!?」 「アルト先輩知ってるんですか?SRさんって人の曲なんですが」 「……S、R……S×R?なんつー安直な」 イントロから、しっとりした歌い出し。 いざ自分の声が流れると照れちゃうけど、とても綺麗なメロディ-ラインに聴き入ってしまう。 すぐに口ずさみたくなる親しみと、大人っぽい情感を漂わせ……? 「す、すごい曲だね」 濃厚というかアダルティっていうか……私の声じゃアンバランスじゃないかな? しかも女の人同士のラブソング、色々すご過ぎだ。 「ランカさんの清純な声が奏でる艶やかな熱情……あぁ~背徳感がたまらないです!!」 「はは……ありがとうナナちゃん」 それからというもの。お仕事を終えて、おうちに帰ったら一直線。 端末の電源をオン。 オズマお兄ちゃんはきっとキャシーさんと一緒だから遅くなるよね。 ブレラお兄ちゃんは夜勤だから安心。 この人の作った曲、凄みがあって聴いてるとドキドキする……。 それに、女の子同士の恋をテーマにしてるからか他人事とは思えない。 シェリルさんを思い出しちゃうよ。 最近顔合わせられないけど元気かな。私の事忘れちゃってないかな。 ――――この歌みたいに、抱きしめて欲しいよ。 ため息はびっくりするほど熱くて、いけない事をしているみたいでドキドキした。 新曲更新をチェックするのが、すっかり寝る前の習慣になって。 念願叶ってシェリルさんとデートできた今日も、特に何も考えず通い慣れたサイトを開いた。 デートと言っても、たった2時間程度しか一緒に過ごせなかったんだけど。 お昼、電話越しにしょんぼりしてるのが伝わってしまって、 「今日の歌番組ってリハ夕方からよね、これから出かけない?」なんて無理してくれたんだ。 ぎゅっとしたら少し痩せていたのが、心配で悲しくなったけど、 やっぱりシェリルさんは素敵で優しくてパワフルで色っぽくてもうもう何ていうか 「そうこんな感じ!」 ヘッドフォンから流れる歌が、私の気持ちを的確に代弁する。 散らかった悩みが吐息に融けて、シェリルさんの肌に絡まり解けない。 そんな魅惑の時の余韻をもっと感じるため、作品ページからメニュ-に戻ったら、 更新を告げるランプが点滅していた。 リアルタイムの遭遇に小さな歓声をあげ、即行クリック。 耳を澄ませば、私の声とは信じられない艶やかな歌。 相も変わらず情熱的で素敵………… 「――――ん?」 歌詞のどこかが引っかかった。 シークを戻し、プレイ。 久方振りの逢瀬 うたた寝したあなた 腕の裏 証を刻んだ シンクロ率が異常に高い。 でもでも、まさかね。 馬鹿らしいとは思いつつ、体を捻って二の腕の裏側を確認してみた。 「…………うっそ」 新曲のタイムスタンプは10分前。 きっとまだ起きている、スリープモ-ドに突入してる携帯を握り起こし短縮コール。 睡眠不足は美容の大敵だって、いつも自分で言ってるくせに。 ランカちゃんに、ばれた。 それはもう言い訳の余地が無いくらい決定的に。 密会したその日に、勢いアップしたのが大失敗。 ランカちゃんと過ごした数時間を思い出しつつ、余韻を形にした歌。 歌詞中にシチュエーションを匂わせる語句があったのと、 出来心で仕掛けた悪戯が確定材料となったみたい。 ランカちゃんはとても怒っていたけど…… それは私が睡眠時間を削ってまで作曲に没頭していた事に対してで。 内容に付いてはお咎め無しで、純粋に私の体を気遣ってくれた。 ランカっぽいどにかける作業時間を減らす条件付きの、実質無罪放免。 知ってはいたけど、ランカちゃんはなんて良い子なのかしら。 全世界に私の彼女は天使だって叫びたいわ。 「シェリルさ~ん、また弄ってるんですか~」 「んー……もうちょっと」 「お泊り久し振りなんですから、遊んで下さいよぉ」 「待って、あとここを……」 「シェリルさーーん」 本当は、ランカちゃんと一緒にいて他に気をやる訳ないのだけれど。 背を向けていても、窓に写って逐一見えてるのよね。 ベッドにころころ転がって、かまって欲しくて仕方がないって感じ。 チラチラこっちを見ないでよ、ますます苛めたくなっちゃうじゃない。 私はわざと調整を終えた音声ファイルを実行する。 『ランカ』が迸る情熱を滑らかに歌い上げる。 本物は恥ずかしがって真っ赤。 ぎくしゃく無意味に空をかいて、サビでクッションに沈没した。 今度の新曲も出来は上々だ。達成感に唸って余計な一言を、無論わざと、口にする。 「この子ほんとに可愛いわ」 クッションに伏せていた顔が、がばっと跳ね起きる。 だけれど口にした当人はモニタに向かったまま。 写った表情は、絶妙な怒り泣きで、髪はしおしおに萎れてしまっている。 さすがに可哀想かもしれない。 にやけた頬をなんとかクールなシェリルに戻して、意地悪を止めようとしたら、 ランカちゃんは予想外の行動に出た。 「…………よいしょっと」 どういうつもりかしら? 椅子に座った私の前、キーボードを退かせモニタと私の間にちょこんと腰掛けて。 「ランカちゃん、何してるの?」 「……ランカっぽいどです」 ええと、もしかして物凄く嫉妬しちゃった? 私は咄嗟に対応できなくて、睫を瞬かせるばかり。 「入力、してください」 ノリの悪い私に焦れて行儀悪く両足で、キャスター付き椅子ごと私を引き寄せる 拗ねた態度への答えは考えるまでもない。 あなたの声で最も聴きたい音は。 「『―――――――』」 膨れっ面が嬉しそうに朱に染まって、お菓子を与えられた子供みたいにみるみる輝く。 私専用のランカっぽいどはにっこり笑って、蕩けそうな音声を出力した。 「大好き、シェリルさん」 「私も大好きよ、ランカちゃん」 私もおんなじ顔で、あったかいランカちゃんを力一杯抱き締めた。 「見てランカちゃん!今月発売された『ランカマスター』通称『ランマス』で擬似ランカちゃんをプロデュース!!」 「……シェリルさん、懲りてないでしょ」 「等身大ホログラムで着せ替えは迫力満点だわ」 「……シェリルさーん、本物ここにいますよー」 「有料衣装のクオリティが半端じゃないのよ!特に10万で購入したこのヒモパn」 「バカァァァァッッッ!!!!!」 終わり
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開催日 2008年5月11日 GM s/t 舞台 アヴァロン 参加PC コーラス アルト・マクドール ヴォルフガング クラウス エクスカリバーの本拠地アヴァロンを、アビシニアン教団が強襲した。エクスカリバーの戦士、榊雪花によってもたらされたその報にコーラスは激しく動揺する。救援は不要だという“青の”シェルリィの言を始めて破り、アヴァロンの救援に向かおうとするコーラスと、それを手伝おうとするアルトとヴォルフガング。けれど、アヴァロンは普通の手段では行くことはできない。 そこに、かつての“旅団”の一員であり、今は伝説の翼スキーズブラズニルとともに空を翔けるクラウスがやってくる。アビシニアン教団の連中に逆恨みされ迷惑していたクラウスは、“旅団”に教団をたたく協力を求めに来たのだ。一行は協力してスキーズブラズニルで一路アヴァロンへ。 アヴァロンへ向かうために広げた次元の裂け目から現れたロード・オブ・ピットを軽くいっそうし、アヴァロンの内部に潜入した一行。そこではいまだ、エクスカリバーとアビシニアン教団の激しい戦いが続いていた。 まずは、突入の際に見かけた戦士達の救援に向かうべく、大広間でイエタダと戦うことに。恐ろしい力を秘めた、アサルトマスター及びマジックマスターという部下を引きつれセンチュリオンの特技を全開で使ってくるイエタダの前にかなりの苦戦を強いられるも、何とか退けることに成功する。 続いて導師達を助けるために円卓の間に。そこにはシェリルにつき従っていた意志持つレイスナイト、マスターレイスの姿が。圧倒的なリアクション能力と装甲をほこる強大な敵ではあったが、PTメンバー全員が命中のクリティカル値が8だったこともあり、何とか退け、導師達にの救出に無事成功する。導師達からここで引くように言われるが、たった一人で闇の王と戦っているというシェルリィを救うため、一行は制御ブロックに向かうことに。余談ではあるが、後一箇所、レリクスの保管庫にもいけたのだがアウナッソスとまで戦う余裕はさすがになく、PC構成がアウナッソスとは相性が悪いのも合ってPL一同の全会一致により放置することにw 制御ブロックにて、一行の前にシェリルの妹シェラハが立ちふさがる。かすかに息の残っているシェルリィを奈落で染め上げ、自らの手駒に加えようとするシェラハをとめるために戦闘が開始された。サクセションで手に入れた攻撃的な加護を駆使する一行 VS 圧倒的な攻撃を前のめりな加護と《全体攻撃》《絶対先制》《デーモニックイリュージョン》で繰り広げてくるシェラハ。きわどい戦いの末、何とか犠牲者をださずにシェラハを退け、シェルリィを助けるのに成功した。 そして、現れる“闇の王”シェリル。余力のなかった一行は、やむなくシェルリィをつれ逃げることにし、シェリルもそれを見逃すのだった。かくてエクスカリバーの本拠アヴァロンは“闇の王”の手に落ち、シェリルの新たな居城となってしまうのだった。 だが、まだ希望が完全にたたれたわけではない。“青の”シェルリィはいう。このミッドガルドのどこかに今なお顕在している女神デメテルならば、あるいは奈落を払うことができると。“闇の王”となってシェリルを救う一握の希望を求め、“旅団”の旅はまだまだ続く。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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. 開始:2スレ目 4450 終了:2スレ目 前:トラブル9/中禅寺 闇夜に踊る 次:トラブル10/暴れん坊将軍 行動内容 妓楼にて医者の仕事(五両入手) 文とコミュ。シェリルのいる妓楼の特集を組むことに。 長門とコミュ。長門を着せ替え人形にする。 シェリルとコミュ。もうやめて!! シェリルのライフはゼロよ! 医学を執筆。不特定少数に売れたようだ。3両入手 言葉とコミュ。結婚って難しいね。
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フェリル党によるフェリル統一イベント <大フェリル建国> <フェリル党がフェリル島を統一しました!> ○イベント効果 軍資金:+3000 ルルニーガ、アスターゼの加入 全人材のレベルが1アップ バルバッタ「ヒャッハー!」 ツヌモ「ヒャッハー!」 ケニタル「ヒャッハー!」 フェリル城では盛大な宴が行われていた。 フェリル島の統一。 『野蛮で粗暴な種族』、ゴブリンがついに人間に勝利したのである。 千人は優に収まるだろうフェリル城の大広間には壁一面に酒樽が並べられ、数多のゴブリンたちが踊り、騒ぎ、歌い、陽気な喧騒が満ち溢れていた。 チルク「バルバッタ!飲み過ぎないでくれよ!」 広間の一段高い壇上で大杯を煽るバルバッタにチルクが大声を上げる。 バルバッタ「なーに言ってんだァ!!これが飲まずに、いられるかァー!お前も飲め飲め飲め!」 チルク「うわぁー!」 チルクは一抱えもある盃で酒を頭から浴びせられ、目を回しそうになる。 バルバッタ「ヒャッハー!まったくおまえらはサイッコーだぜ!」 ツヌモ「ヒャッハー!アニキもサイコーだぜ!」 ケニタル「ヒャッハー!マジヤベエぜ!」 かれこれ宴は三時間以上も同じテンションで続いている。チルクはさすがに頭がどうにかなりそうになっていた。 ホアタを陥落させ、レオーム家を島から追い出したこと。何よりも自分たちを蔑み、虫のように扱ってきた人間たちへの勝利は心から喜ばしいことだ。しかしチルクの中には拭い切れない不安があった。 東のナース水軍、北のファルシス騎士団、レオーム家が支配権を失った今、フェリル島を虎視眈々と狙う人間たちがいる。これまで以上に過酷な、犠牲を強いる戦いが控えているだろう。そう思うたび、この何の憂いもない宴に不吉な影が降りるような気がしてならない。 ケニタル「なんだなんだチルク!シケた顔をしやがって!酒が不味くなるだろうが!」 ツヌモ「頭のよろしいチルク君はいつだってお悩みばかりさ!」 バルバッタ「ツヌモ!ケニタル!つまらねえこと言ってねえでコレでも飲んでな!ホアタの代官の野郎が持ってた奴だ!」 ケニタル「ヒャッハー!」 ツヌモ「ケニタル!テメェオレにも飲ませろ!」 バルバッタが放り投げた酒瓶をつかもうと二人は壇上から飛び降り、ゴブリンたちの輪の中に消えていった。 バルバッタ「どうしたってんだ。チルク」 チルク「バルバッタ……。いや、何でもない。辛気くさい顔ですまないな」 チルクは笑顔を繕う。バルバッタの喜びに水を差したくはなかった。 バルバッタ「言いてぇことはわかってる。まだ何も終わってねえ、ってことだろ」 チルクははっと息を飲んだ。バルバッタの眼差しは、先ほどの酔態が嘘のように静かな色をしていた。 バルバッタ「わかってるさ。何も終わってねぇ。島は取った、それでどうする。それまでいた人間たちをどうする。外から群がってくる連中とどう戦う。オレはたいていバカだがな、それぐらいは考えるぜ」 チルク「バルバッタ……。」 バルバッタ「だがよ。わかんねぇことは悩んだって始まらねえ。結局は気合、気合だぜ。これまでもこれからもな」 バルバッタはそう言ってニヤリと口角を歪めると、置いていた盃にワインを溢れるほど注いだ。 その瞬間、ふっと喧騒が鳴り止んだ。チルクの、広間中のゴブリンの視線が、入り口に立つ二人のゴブリンに注がれていた。 チルク「竜王、それに、老師」 燃え盛る火炎のような巨躯の雄、竜王ルルニーガは、遠巻きに自分を見つめるゴブリンを一瞥すると、深青の粗衣をまとった老賢者アスターゼとともに、ゆっくりと正面の演壇に歩きはじめた。その一歩ごとに人ごみが自ずと割れていく。 ツヌモ「おいクソジジイ!テメェら役立たずが今更どの面下げて来やがった!」 ツヌモとケニタルが彼らの前に立ちはだかる。 ルルニーガ「……。」 だが竜王が睨みつけるとビクッと尻尾を立たせ、ツヌモが後ずさった。 ケニタル「おうおう何だジジイ、イッチョマエにガンくれやがって!お年寄りには道を譲りましょう、ってか?!ぶっ飛ばされてぇかこの野郎!」 震え上がりながら、なおもケニタルは道を譲らない。二人の存在感に凍りついていた周囲のゴブリンたちも次第にざわざわと小声を上げ始める。 バルバッタ「オメェら!」 ガァンとバルバッタが盃を叩きつけて叫んだ。ざわめきが再び止まった。 バルバッタ「客人じゃねえか。歓迎しろや」 バルバッタは壇の階段を降り始める。不意にそれをアスターゼが手で制した。全ての視線が二人に注がれる。 アスターゼ「バルバッタ。いや、洞主。儂は君を、いや」 アスターゼとルルニーガが膝をついた。場にいる全員が固唾を呑んだ。あの伝説の英雄、フェリルの大賢人が、フェリルの竜王が、バルバッタの前に膝をつき、頭を垂れているのだ。 アスターゼ「ゴブリンを見過っておった。すまなかった。儂は、そしてルルニーガも、それを謝りに来た。」 チルク「老師……。」 バルバッタの笑い声が広間に響き渡った。 バルバッタ「なんだなんだ水クセエじゃねえか、ジイさんよ!さすがはチルクの師匠だ!竜王のオッサンも、らしくねえ!」 バルバッタ「何だかわからねえが、とにかくよ、謝る必要なんかねえぜ!そんなことよりよ、ジイさんたちがいれば百人力だ!キリキリ手伝ってもらうぜ!俺達の戦いはよォ、まだまだ終わっちゃいねえんだ!」 バルバッタが階段を駆け下り、ルルニーガとアスターゼの肩を掴み、強引に肩を組む。 バルバッタ「フェリル島なんて小せぇ小せぇ!オレたちの戦いはこれからだぜ!人間どもはホアタのクソ代官だけじゃねえ!王都の、砂漠の、海の、世界中の連中に、オレたちの力を見せつけてやる!世界中でゴブリンがツラ上げて生きていけるようにしてやるんだ!そうだな、チルク!」 チルク「えっ ああ!そ、そうだね!」 言葉にならない感動に身動きが取れずにいたチルクは、いきなり水を向けられうろたえながら微笑んだ。 バルバッタ「竜王!ジイさん!アンタらがいれば百人力だ!チクショウ、今日はサイコーだぜ!そうだろテメェら!ヒャッハー!」 オオオオオオオ!!! バルバッタの雄叫びにどよめいていたゴブリンたちも拳を突き上げて叫ぶ。月すらも割りそうな叫び声が、フェリル島の夜空に打ち上げらる。 ルルニーガ「やれやれ。変わったものだな、ゴブリンも。」 アスターゼ「若いというのはそういうことじゃよ。竜王。」 ルルニーガ「フン。」 喧騒に揉まれながら、ゴブリンの英雄たちは苦笑いを浮かべた。
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夢見る目覚めのひと(ゆめみるめざめのひと) +目次 登場作品TOWタクティクスユニオン・レーヴ ユナイティア 関連リンク関連項目 登場作品 TOWタクティクスユニオン・レーヴ ユナイティア レーヴァリアを夢見る人々のなかで、とくに強い自我を持つ者は、現実の世界で夢を見たまま、レーヴァリアで意識が覚醒し、ヴールに対抗することができる。 ヴールと戦う力を持つ点で、ルフレスより強力ではあるが、レーヴァリアにおいては本来意識だけの存在であるため、ヴールの影響を受けやすいという弱点も併せ持つ。レーヴァリアの多くは、ヴールの侵食がすすみつつあるため、ヴールを浄化をするルフレスの傍にいない限り、正気を保ち続けることはできない。もし、ヴールによって意識を取り込まれてしまうと、やがては存在すべてがヴールの一部と化し、現実世界での精神的な死を迎え、2度と目覚めなくなってしまう。 今回召喚された「夢見る目覚めのひと」は、若仔達の召喚の儀式失敗のせいでレーヴァリアの各地に飛ばされたうえ、全員元の世界の記憶を失っている。 本作に登場する歴代「テイルズ オブ」キャラクターは全員、ルフレス族の若仔達が行った召喚の儀式によって呼び出された「夢見る目覚めのひと」であり、その力でヴールに立ち向かう。 +夢見る目覚めのひとである歴代キャラクター P…クレス、すず(RUのみ) D…スタン(RUのみ)、リオン E…リッド(RUのみ)、メルディ D2…ロニ(RUのみ)、ハロルド S…ロイド、コレット、ゼロス、プレセア R…ヴェイグ、アニー(RUのみ) L…セネル(RUのみ)、ノーマ A…ルーク、ティア、ジェイド、ガイ、ナタリア T…カイウス(RUのみ)、ルビア I…ルカ、スパーダ SR…エミル、マルタ(RUのみ) V…ユーリ、エステル、フレン、リタ、レイヴン、ジュディス H…コハク、ヒスイ(RUのみ) G…アスベル、ソフィ、シェリア X…ジュード、ミラ X2…ルドガー(RUのみ)、ユリウス(RUのみ) +ネタバレ 実は、記憶喪失となっていたのは、儀式の失敗ではなかった。 本当の理由は、特定の世界の記憶の持ち込みにより、様々な世界の夢で構成されているレーヴァリアが 大きく影響を受けるのを防ぐための、「眠りの障壁」と呼ばれるバリアのようなものを越えてやって来たのが原因。 そのため、レーヴァリアにやって来る際は、必ず元の世界の記憶を失った状態で来る。 逆に元の世界に戻る際もレーヴァリアでの記憶はなくした状態で戻される。 使命を終え、元の世界に帰る際は「目覚めるひとびと」と呼ばれる。 関連リンク 関連項目 テルン ナハト レーヴァリア ルフレス族 ヴール
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宇宙兄弟船のステッカーを横から見ると… 未完成Ver. こちらは未完成Ver.
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フェリル国、ファルシス騎士団、ローイス水軍の3つが合併した国 シナリオ6の最終決戦Ⅱでフェリル国がファルシス騎士団とローイス水軍に隣接した際に起きる 同盟を両方と結んだ瞬間からできる(フェリル国でやる場合は強制的に同盟) 連合のリーダーは初めに選んだ国によって変わるのだが、フェリル国が隣接しないといけないため ローイス水軍とファルシス騎士団でこのイベントを起こす場合はセーブロード必須 そしてフェリル国以外だと連合ができた瞬間に何故かフェリル国のOPが流れる -- 名無しさん (2010-06-28 12 43 54) まあフェリル国でやる場合もファルシス騎士団なんかはしょっちゅう1,2ターンで潰れるからセーブロードは必須だけどな -- 名無しさん (2010-06-28 22 06 22) 騎士団はゴブリン相手だと半々、アルテナ・ウルスにやられることは滅多にないけど オステア国がきたら100%終わる -- 名無しさん (2010-06-28 22 22 10) 更新によりブレア東が中立地となったため、結成難易度は格段に減った。 ファルシス騎士団でやっても比較的簡単に結成出来る。 -- 名無しさん (2010-08-28 17 19 01) 連合を組んだ後はルルニーガやアスターゼを回収しつつ、西に進んでルウェンダー経由でセレン・オルジンを拾うといい。そこからホルス→イオナのルートも開く -- 名無しさん (2010-08-28 17 59 58) 同盟する前はそれぞれなかなか窮地だけど(水軍はそこまででもないけど;;) 同盟してしまえば、余裕かな? -- 名無しさん (2010-08-29 20 50 08) せっかく連合結成しても、CPUだと実力を発揮できずゴブリンに潰されてることがある. -- 名無しさん (2011-04-06 19 03 04) ↑↑余裕と言うほどではない 連合結成したといってもナイアラ相手にまともに戦える人材は少ない イナゴ必須 -- 名無しさん (2011-04-06 21 52 49) 雇用連鎖がすごい(三ヶ国の連合なんだから当たり前だが) ゴブリン、オステア、アルナス、パクハイトどこを潰しても大抵の人材を吸収可能 なぜ死霊が出る前に連合しなかったのかが悔やまれるところ -- 名無しさん (2011-08-17 00 06 11) 史実ルートでは騎士団とまでは統合できたものの その後ゴブリンに敗退、ルーニック島へ追い詰められた所で和睦している -- 名無しさん (2011-08-17 00 55 42) リーダーにできる一般ユニットの種類が多い ソルジャー、ボウマン、ナイト、パイレーツの4種類なので連合前の勢力全てのユニットがリーダーにできると言ったところか -- 名無しさん (2012-02-05 14 25 56) ファルシス以外でプレイすると連合結成前にファルシスが滅ぶんだけどこれどうすれば良いの? -- 名無しさん (2012-04-08 17 05 25) ロードを繰り返すしかない ファルシスどうしてすぐしんでしまうん? -- 名無しさん (2012-04-08 17 39 40) 侵攻はおろか防衛すらまともにできないからな 大抵2ターンで天に召される -- 名無しさん (2012-04-08 17 55 21) ルーニックで騎兵って最悪の立地じゃね?北も南も海から開始。 -- 名無しさん (2012-04-08 22 15 58) CPUが連合結成させたところを見たことがない -- 名無しさん (2012-04-09 13 58 36) ある意味オールスター勢力 個性のある面子ばかりで使っていて面白い -- 名無しさん (2012-05-14 15 34 01) 結成さえできれば割と強い。結成さえできれば… とか思っていたらCPUだと結成しても資金難に陥ってゴブリンに負けたりする。 -- 名無しさん (2012-05-14 19 12 24) ローイス水軍プレイだとはじめから諦めた方が無難である 下手すればフェリル国でも諦めたほうがいいかもしれない -- 名無しさん (2012-05-14 19 20 54) フェリルでファルシス保護に成功、行けると思ったらローイスが何故かパーサで暴れててダメだったw -- 名無しさん (2012-05-14 22 30 05) これ半分運ゲーだよな ノーロードで組める気がしない -- 名無しさん (2012-05-15 15 20 25) S6のファルシス救済のための連合なんだろうがファルシスプレイ以外だと組める気がしない なぜならCPUファルシスがゴブリン相手に1ターンも防衛できないから -- 名無しさん (2012-06-13 03 19 48) ホアタとればゴブはこっち警戒してルーニック攻めにくくなるから十分組める。問題はゴブよりアルナスでこっちは急ぐしかない -- 名無しさん (2012-06-13 09 16 11) どんなにロード繰り返してもローイス水軍が1ターン目に死霊に滅ぼされる… -- 名無しさん (2012-08-22 14 36 30) 多分ルーネンの弱体化のせい -- 名無しさん (2012-08-22 14 37 45) ルーネン弱体化はあんまり関係ない、どっちみち勝てないから 初手で滅ぶ場合はロード繰り返すより、新規ゲームで死霊よりローイス水軍が先に行動するまで粘るべき うまく先に動いて中立確保してくれれば何ターンかは生き延びる 連合結成できなければ早晩滅ぶ運命は変えられないが -- 名無しさん (2012-08-22 15 17 47) ぶっちゃけ連合が必要になるのはファルシスだけで他の二国は連合なしでも十分統一できる むしろVS死霊を考えるとフェリル国は連合組まない方が楽だと思う アイアン先生が死んでアースウォール無双ができなくなるしね -- 名無しさん (2012-09-14 10 43 29) あれ?アイアンさんはどのみち寿命で戦没するんじゃなかったか? -- 名無しさん (2012-09-14 11 27 55) S6を何回も観戦したがフェリル国なら同盟なしでも大フェリルに負けることはない しかし正史だと連合結成してもやられたんだよな ゴブリンどもは一体どんなチートを使ったのやら -- 名無しさん (2012-09-16 22 45 10) 使っていて一番面白い勢力かもしれない 使えるユニットが様々で雇用範囲も広く各勢力のごった煮感が何とも心地良い 格好良いイベントも付いたので是非たしかみてみろ -- 名無しさん (2012-09-26 00 13 28) 大フェリルを滅ぼすと全ゴブリンを吸収することが多く「フェリル大連合」みたいな勢力になっている -- 名無しさん (2012-10-26 16 05 04) とりあえずファルシスと同盟を組めさえすれば何とかなる 水軍は死霊に攻めらてたとしても海上での機動力で粘り防衛することもあるが 騎士団はゴブリンに攻められると絶対に滅ぶ 大フェリルよりフェリル国のターンが遅かった場合は諦めてやり直そう -- 名無しさん (2012-10-26 16 38 19) s6クリアしたのにエンディングなくて寂しいな -- 名無しさん (2013-05-29 01 13 00) 連合組もうと頑張ってたら、ニート一味がシャンタル島で颯爽と蜂起しやがってアウト。 なんて迷惑なw -- 名無しさん (2013-09-28 23 09 32) ファルシスと組む意味ってあるのかなと割と本気で思う 地形のせいで対ゴブリンだと全然役に立たないし死霊の相手などもっての他 ぶっちゃけあんまり旨みないよね -- 名無しさん (2013-09-29 13 51 47) 騎馬ってだけで十分役立たないかなぁ 正面おとりにして横から突撃かけてやればリチムクも瞬殺だぜ -- 名無しさん (2013-09-29 14 47 01) アイアン先生の残したマジシャンは全滅させないように気をつけよう マジシャン人材のいる地域に持って行けばその人材を雇用できるからだ 一般が人材を雇用できるのは盲点だった… -- 名無しさん (2015-02-28 23 25 33) プレイしてると平原地帯以外でナイトを活躍させるスキルが身につく -- 名無しさん (2015-03-02 11 38 32) ↑わかる -- 名無しさん (2021-11-16 00 05 21) 結構苦労してクリアしたんだけど あれだけ連合イベントで盛り上がっておきながら エンディングないんかい!!!!!!!って突っ込んでしまった -- 名無しさん (2021-11-16 00 20 39) 名前 コメント
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夢見るチカラ(ゆめみるちから) 作・夏みかんプロジェクト 2005年8月号 Myojo 前編掲載 2005年9月号 Myojo 後編掲載 前編では関ジャニ∞が結成されるまでのヒストリーを、 後編では関ジャニ∞が結成されてからのヒストリーを描いた漫画。 この漫画によって(本当か?)8月号Myojoの販売数がちょこっと上がったらしい。
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※3-565の続き 578 後日譚 キミの未来 2008/10/06(月) 09 48 28 ID Mh/EYyJY “センターより通達。天候の悪化が予測される為、C・Dブロックの作業員は 速やかに帰還して下さい。繰り返します――” オペレーターの指示に従い、アルトは採取したサンプルを入れた専用ポットを 電子ネストに詰め込み、EX-ギアでその場から飛び立った。 フロンティアと名付けられたこの惑星に入植してからもう数ヶ月が経過した。 人々は新天地に希望を抱き、安定した生活を送れるという期待を膨らませていたが 事はそう簡単には運ばない。住居の件だけでも様々な問題が山積みになっていた。 人が住むのに適した惑星とはいえ、そこには未知の環境が広がっている。 何があるかわからないまま、おいそれとその地に足をつけて元の暮らしをするという わけにはいかないのである。 レオン三島の失脚により混乱の極みであった上層部は、残った人員で暫定政府を結成、 ギャラクシーの吸収合併という形で戦争が終結した今、その機動力に目を付けて 広大な大地の調査に協力するようパイロット達に要請した。 かくして組織されたフロンティア調査団の仕事内容は、区分けされた地域までバルキリー あるいはEX-ギアで飛び、携帯端末に示されたポイントに存在する、 地質・水質・生態系にまつわるサンプルを採取し、その分析を行うことである。 アルトもまた、この任務に就いていた。 サンプルの入ったポットを回収にあたっていた職員に手渡し、アルトはEX-ギアの ロックを解除した。各パーツ毎に分けて手入れをし、収納ボックスに丁寧に収め 指定の位置へ戻す。 壁にもたれて用意された飲料水で喉を潤し、一息ついていると、聞き覚えのある声が 自分の名を呼んだ。 「もう上がりか? サボリはいかんぞ!」 周りを見渡すも、視界に入ってきたのは収容ポットの積まれた大きなカートのみで 声の主の姿が見えず、アルトはキョロキョロと目線を動かした。 ここだバカ者、とカートの陰からひょっこり顔を出したのはクランであった。 マイクロン化した彼女の身体は小さく、カートにすっぽりと隠れてしまっていたらしい。 「天候の悪化で帰還命令が出たんだよ、サボリじゃない」 白衣を着たクランに説明すると、アルトはさりげなく彼女からカートを受け取った。 どこまで運ぶんだ? と尋ねる彼に「第3ラボまで頼む」と礼を述べてからクランは言う。 彼女は大学で生物学を専攻していたこともあり、調査団の研究室で働いていた。 戦争が終結してから、SMSはビルラー氏の援助が消えたことにより解体し、 仲間たちはそれぞれ別の道を歩み始めていた。 オズマはその経験を買われ、政府軍の教官として新兵の教育を任されている。 キャシーは元大統領の息女としての人脈を暫定政府の人間に望まれて、その安定の為に 奔走した。現在、暫定政府が機能しているのは彼女の力によるところが大きく、 次期大統領に彼女を推す声も多くあるのだが、キャシーは頑なに拒否した。 現在彼女は、政府の形を議員制に移すことを提案している。 ルカはLAIに戻り兄たちと共にその技術を住民の生活に役立つよう流用・開発に尽力していた。 意識は回復したものの未だリハビリが必要なナナセを助けながら。 ランカは現在、戦争によって家族を失った人々やシェルターでの生活を 余儀なくされている人々への慰問を中心に活動している。 それは決して易しい道のりではなかった。初めのころは彼女に対して非難の声が上ったり、 ひいては罵声を浴びせる輩も少なくはなかった。 事情を知る周囲の人間たちは彼女に釈明することを薦めたが、首を振って笑った。 「上から何を言ったところで、みんなの心には届かないから」と。 過酷な状況の中、彼女はひたすら笑顔で人々と接し、励まし、歌を届けた。 その地道な努力が実を結び始めている。 「そっちも忙しそうだな」 カートを押しながら、アルトは横を歩いているクランに言った。 よく見れば彼女の目の下には隈が出来ている。 「まあな。ちょっと前までは私も採取作業で飛べたんだが……」 今は人手不足でもっぱら研究室に監禁状態だ、とクランは苦笑いを浮かべる。 ミシェルの遺した機体に乗って彼との思い出を静かに振り返る時間を持てるのは まだ先のことになりそうだ。 「ま、忙しいのは良いことだ」 「あまり無理をするなよ」 アルトが労わりの言葉を掛けると、彼女はわかっていると頷いた。 「お前こそ、最近家に帰ってないだろう?」 「そうだけど、今日は早く上れたし明日は休みをもらった」 ふぅん、とクランは含み笑いをして、ここでいい、とアルトからカートを受け取る。 「シェリルによろしくな。今度お茶でも飲もうと伝えておいてくれ」 「……了解」 クランと別れて、アルトは帰り支度を始めた。一通り済むとそっと左耳のイヤリングに触れる。 彼女は今頃、歌っている最中だろうか。 そんなことを考えながら。 戦争が終結して間も無く、自然な流れで二人は一緒に住むことになった。 しかし、ここ何週間かお互いに忙しく、顔を滅多に合わせることないすれ違いの生活を 送っている。 初めて身体を合わせた夜、彼女は笑顔で彼にこう告げた。 「橋渡しをね、したいの。いい思い出なんてないけど、それでも私の故郷だから」 吸収合併された後も、戦争の原因を作ったギャラクシー側への反発は想像以上であった。 一般市民レベルでも差別が始まり、所々で諍いが絶えない。 それをシェリルは何とかしたいと考えていたのだろう。 「こうやって触れ合えば、理解り合えると信じたいのよ」 首に腕を回す彼女の背中を、アルトは優しく撫でたのだった。 そして彼女は精力的に、その活動を行った。 チャリティーコンサートにインタビュー。大勢の人間に語る機会を得る度に、 シェリルはいかに争い事が虚しいことであるか、許しあい助け合う努力が重要であるかを その歌と自身の経験によって訴え続けた。 彼女の戦いは現在も続いている。 アパートの前まで来て、ふと見上げると部屋の明かりが付いているのがわかった。 アルトは慌てて階段を駆け上がり、鍵を開けるのももどかしく中に足を踏み入れた。 リビングにはテーブルの上に顔を伏せて転寝をしているシェリルの姿があった。 しかし足音に反応したのかぱっと顔を上げると、こちらを見て2,3度瞬きをする。 「あ、……お帰りなさい」 「お、おう。早かったんだな」 「アルトこそ、今日は早く帰れたのね」 しばらく顔を見ていないせいか、お互いに気恥ずかしく口調がぎこちない。 二人共に会えなかった時間を埋めたい想いを抱きつつも、二の句が告げないまま 固まってしまった。 しばしの沈黙の後、同時に口をついた言葉。 「なに緊張してんだ?」 「なに緊張してんの?」 目を丸くして、それからぷっ、と二人して笑い出す。 ん~、と腕を広げて催促するシェリルを、アルトは自分の腕の中へ迎え入れ抱き上げた。 「寂しかった?」 「そっちこそ、どうなんだよ?」 クスクスと笑いながらの問答に、シェリルはふと腕の力を緩め、真顔で彼の瞳を覗く。 「すごく、寂しかった」 オレもだ、とアルトは噛み付くように彼女の唇を塞いだ。 「……なんか、強姦されたような、気分」 「……悪い」 息を弾ませながら途切れ途切れにシェリルが発した言葉に、アルトは赤面した。 久しぶりの逢瀬に高ぶる感情を抑えきれず、半ば乱暴とも思えるような形で 彼女の身体を貪ったのであった。 「反省しなさい」 ぺしっと彼の額を軽く叩いてから、シェリルは悪戯っぽく微笑んで嘘よと囁いた。 「いいの。それだけ私を求めてくれたって思えて――」 嬉しかったから。そう言ってアルトの乱れた黒髪を指で梳く。 それから二人はシーツに包まって互いの近況を報告しあった。 「そう言えば、今日クランに会った」 「ホント? 彼女、元気にしてた?」 「多少疲れてるみたいだったがな。お前によろしくってさ」 今度茶でも飲もうと言ってたぞ。話しながらアルトはシェリルのすべすべした二の腕の 感触を楽しむ。 連絡しなくちゃ、と嬉しそうに頬を摺り寄せる彼女の額にキスをしながら 少し思案顔になった。 「どうしたの?」 「いや……。改めて、皆自分のやるべきことをやっているなと思って」 クランもルカもランカも、そしてお前も。どこか遠くを見つめ、呟くようにアルトが言うと、 シェリルはその上半身を起こして上からアルトと視線を合わせる。 「アルトだって、調査団の仕事をがんばっているじゃない」 「まぁ、そうなんだが……」 「何よ。はっきり言いなさい、早乙女アルト」 彼女の物言いに苦笑しながら、すこし間をあけてアルトは告げた。 「フロンティアの状況がもう少し落ち着いたら、軍から退こうと思ってる」 彼の言葉に一瞬驚きの表情を見せたシェリルだったが、一言「そう」と頷く。 「何故か聞かないんだな」 「じゃぁひとつだけ。アルトは何かを始めたいのね?」 それは質問と言うよりは断定に近く、彼女が凡そのことを察しているらしいことを 示していた。 シェリルの言葉には答えず、アルトはぽつりと言った。 「この間、早乙女の家に行って来た」 そして彼はその時の出来事を思い出す。 アルトは早乙女と書かれた表札の下がる門を、以前とは違う心持でくぐった。 戦いの中で得たものは、彼の父親に対する感情にも作用し、変化させたのである。 屋敷は多少損壊の跡が見えるものの、既に応急処置がなされており 人が普通に生活できる様子であった。 そのことに安堵しつつ、彼は父親の姿を探す。会えば出て行くように言われるだろうが 無事なことを確認できさえすれば、今はそれでいい。 するとどこかから見ていたのか、笑顔を浮かべた矢三郎が玄関から出てきて言った。 「どうぞお入りなさい。先生がお待ちです」 父親が自分と話をする意向があるということに少なからず驚いたが、兄弟子に促されるまま アルトは応接間に足を運んだ。そこには以前病院で見かけた時に感じさせた小ささを どこにも見つけることができない、子供の頃に恐れさえ抱いた威厳の塊が座っていた。 アルトは父親の前に置かれた座布団に腰を降ろし、「ご無沙汰しております」と 指をついて頭を下げた。そして正面から十八代目宗家と視線を合わせる。 嵐蔵は腕組みをしたまま短く「うむ」と頷き、その後は一言も話さなかった。 アルトもまた、口を開かずに父の目を見続けていた。 どのくらいの時間が経っただろうか。 矢三郎の運んできた茶がすっかり冷めてしまってもまだ、二人は身じろぎもせずに 視線を合わせ続けていた。その間、無言である。 しかし静寂は唐突に終わりを告げた。 「それでは、失礼いたします」 「ああ」 それは傍から見れば奇妙な光景だっただろう。しかし帰りの門をくぐった時、 アルトは胸の内がすっと軽くなるのを感じていた。 「何も話をしなかったのに?」 よくわからないといった表情で、シェリルはアルトの鼻をつついた。 「話はしたんだ。ただ、そこに言葉が無かっただけで」 「それで、アルトは役者に戻るつもりなのね?」 「……ああ」 いいんじゃない? とシェリルは何故かむくれて彼に背を向けた。 「何を怒ってるんだよ?」 「別に怒ってないわ。ただ、ちょっと羨ましくなっただけ」 親子の絆か、と少し寂しそうに呟く彼女を、アルトは背後から抱きしめる。 戦後の調査により、シェリルはあのマオ・ノームの孫だということが判明した。 そして母親と思われる女性の名とその姿が映った写真も発見されたが ギャラクシーには彼女の両親についての記録が残っていなかった。 恐らくグレイス・オコナーが消去したのであろう。 「ねぇアルト。一日だけでいいから、あなた私の父親になりなさい!」 「はぁ!?」 「体験してみたいのよ」 「何を?」 「父親に欲しいものを買ってもらうとか、我侭聞いてもらうとか、甘えるとか!」 あなた役者でしょ、と言うシェリルに、今はまだ違う! と返すアルト。 大体、父親という条件を除けば、一緒にいる時はいつもしてやってることじゃないか。 ぶちぶちと言うアルトの頬を「いいから言うとおりにしなさい」と抓る。 「無理」 「どうしてよ?」 アルトは彼女の手首を掴んで自分の頬から離し、そのままベッドに押さえつけた。 「娘にはこういうことが出来ない」 そう言ってシェリルに深く口付け、柔らかな丸い膨らみを手のひらで包むようにして揉む。 やがて彼女から甘い吐息が漏れ始めると、アルトは唇を離してツンと尖った先を咥えた。 手はしっとりとした感触の太ももを愛でたあと、指先を滑らせてその奥に進ませる。 「あっ……ん、や……あぁっ!」 そこはもう充分に濡れていたが、アルトは指での愛撫を続けた。 「さっきのお詫び」 「はっ、んぁ……、だ、めぇ! あぁぁっ!!」 頂点に達するまでの彼女の表情を楽しんでいたアルトに枕が投げつけられる。 「馬鹿ッ!!」 頬を上気させて怒るシェリルだったが、その顔は笑っていた。 そんな彼女にキスをして、彼はゆっくりと中に入っていく。 時間はまだたっぷりある。 シェリルの体温を感じながら、アルトは余裕をもってその快楽に身を委ねた。 「シェリル……」 事後の艶めいた声で、アルトは腕の中の温もりに話しかけた。 「ん……、なぁに?」 「お前はさ、いい母親になると思うぞ」 「……」 「そのうち嫌でも経験する。親子とか、家族とか」 だからそれまで楽しみにしておけよ、と微笑む。 「アルト……」 シェリルは少し濡れた瞳で彼を見つめていたが、ふとその表情が悪戯な顔に変わった。 「それ『オレの子を産め』ってことかしら? ずいぶん生々しいプロポーズね」 「えぇっ!? や、ちが……、いやその」 「そうなると、嵐蔵さんは私のおとうさんになるわけね。明日にでも伺おうかしら」 「お、おいおい」 「アルトも一緒に行くぅ~? 挨拶も兼ねて」 「こいつっ!」 自分の慌てぶりにケラケラと笑う彼女を、アルトはもう一度組み敷いた。 END 読んでくださってありがとうございました。 アルシェリの足りない部分を書いてやる、と思って始めましたが コレを書いていて、一番愛情を注いだのはランカとグレイスだったかも。 この二人、好きなんです。だからよけいに本編では悔しい思いをしました。 後日譚は、まあ、その、ねぇ?w みなさんのコメを見て、ちょっと思いついたので、 夢で映像化して見てから、また投下したいと思います。 今日もいい夢見れますように。 ※続きは3-777、6-006